播州ブルースを表現するためのレーベル

播州姫路はブルースのメッカ。そこで育ち、気質としてブルースが身についた者が様々な形で表現活動をする場としてジャップマックレコード社は運営されています。「社」としての形をとりながら、芸術集団ともムーブメント、あるいはプロジェクトとも呼べるような活動を目指しています。播州での日々のブルースが積み重なって大きな波ができるまで、志を同じくするメンバーがブルースを口ずさみながら日々労働に励みます。

 


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播州とブルース

兵庫県は旧州でいうと摂津+播磨+丹波+但馬、そして淡路です。県っていうのは明治以降のあくまでも制度の話なので、文化圏として考えると、今でも旧州のほうが境界としては正しいのではないでしょうか。人々の気質も少し違う感があります。摂津・神戸は海に開け、外国に通じ、人も外に目を向けお洒落です。やはりJAZZが似合います。また結局のところ明治以降の街なので自由な感じもします。対して播州は黒田官兵衛が秀吉に姫路を空けてからの街なので歴史も古く、こと封建的で人も若干保守的です。また播州弁に代表されるように人は表面的には荒い気質のようにとられます。播州姫路ではその昔、綿花を栽培していた事実もあります。明治の開化時、佐幕藩とその主邑を嫌った政府は姫路を兵庫県の一部とし、神戸への従属の形を取りました。それから播州は神戸への対抗意識、劣等感を持つことになります。また神戸のホワイトカラーへの播州のブルーカラーとしての隷属のようなシステムがそうさせたのかもしれません。よって播州にはブルースが似合います。実際吾の社のメンバーがブルースを好むのもなにか所以があるはずです。今後播州に伝わる「播州音頭」なども研究していきたいと思っています。

播州人の日々の愚痴を播州ブルースに

小難しく考えず、たわいもない愚痴こそブルースであると半ば強引に定義しちゃって、播州の日々の愚痴をブルースにのせて、播州ブルースを継承すべく、気長にやっていきたいと思っています。今のメンバーの子供たちは親父がブルースを奏でることが当たり前として育っています。愚息に限らず、吾らの音楽を聴いた人々が播州ブルースの名曲について語り、演者の愚行を語り草として呑んで継いで頂けるよう、ZZになっても西のさいはてで奏っていこうと思っています。

ブルースを聴いてみよう

便利な時代になりました。ネットラジオなるもので定番ブルースが聴き放題。

気に入ったアートストや曲名をYouTubeで検索すれば、貴方もすぐにブルース通。

 

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オリジナル

 Come down Ban State

The Digros

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